英語の発音・イントネーション:

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どこの国の発音を練習したらよいですか?

一言に英語と言っても国や地域によっていろいろな種類があります。アメリカやイギリス、オーストラリアなどで話されている英語とシンガポール、インド、ジャマイカなどで話されている英語は本当に同じ言語なのと思うくらい発音、語彙、文法が違います。できるだけ自分の発音が理解されるためには、相手が話す英語の発音をまねるのが一番確実です。私はできるだけ"When in Rome do as the Romans do". (郷に入っては郷に従え)を実践するようにしています。しかし、国際会議のような英語が母語でない人達の集まりでは、やはり多くの人に分かりやすい英語というのを話す必要があります。世界で最も通じる発音はおそらくGA(General American)とRP(Received Pronunciation)でしょう。GAはアメリカ中西部の発音に近く、CNNなどのキャスターに多い発音です。RPはイギリス英語の標準発音とされていて、BBC英語などとも言われています。
英語が母語でない人はGAとRPのどっちを身につけるべきかということがよく議論されますが、私の考えはどちらでも好きな方でいいと思います。というのもGAとRPの違いはそれほど大きなものではないからです。それよりもイギリス国内、アメリカ国内の地域差や階級差の方がよほど大きいからです。例えばスコットランドのGlasgowという地域で話されているGlaswegianという方言の発音はとても難しく、私も初めて聞いたときは、本当に英語なのか疑ったほどです。地元のタクシーに乗ったときに、運転手さんが話す内容が一言も聞き取れなかったのです。ロンドン出身のイギリス人の知人ですら、地元の人たちの会話がまともに理解できるようになるまで移住後2年もかかったそうです。ただしGlasgowの人たちもBBCのニュースやアメリカ映画を見るので、GAかRPに近い発音を身につけていれば、通じないということはまずありません。

14 Jul 2010 10:44 (GMT+9) | | トラックバック(0)

サイトの発音記号が私の辞書と違うんですが。。。

辞書の発音記号は、出版社、著者、時代などによって使われている記号が少し違うことがあります。自分の辞書で'sit'と'seat'をそれぞれ引いてみましょう。/sit/,/si:t/のように母音に同じ/i/を使っていますか?もしそうならその辞書の表記は時代遅れと言えるでしょう。今出版されている海外の辞書(Longman, Cambridge,Oxford, Coubuildなど)の多くは、その2つの母音には別々の記号を使っています。実際に'sit'と'seat'の二つの母音は長さだけでなく、「音色」(発音する時の舌の位置)が違います。異なる音にはそれぞれ別の記号を使いましょうということで、30年ほど前から'sit'には/ɪ/(大文字のIを短くしたもの)を使うようになりました。同じ理由で'pull'と'pool'の母音もそれぞれ/ʊ/,/u:/と区別されるようになりました。しかし、日本の英和辞典の中には昔ながらの発音記号をそのまま使い続けているものが結構あるようです。
このサイトでは最新の発音記号を使っています。参考にしたのはLongman Pronunciation Dictionary 第3版(2008年4月発売)とCambridge English Pronouncing Dictionary 第17版 (2006年6月発売)です。ちなみにこの2冊は語数が多いだけでなく、付属のCD-ROMをパソコンにインストールすると、全ての見出し語の発音(しかもアメリカ発音とイギリス発音の両方)が聞けるというすぐれものです。正しい発音を身に付けたい人、発音記号が苦手な人は以下のようなCD-ROM付きの辞書を使うことをおすすめします。

01 Jul 2008 09:59 (GMT+9) | | トラックバック(0)

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